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誰だって、きらりと光る何かを持っている。

AA小説ではないのですが、最近ちょっと「面白いなぁ」と思う小説を読んできました。
版権もののキャラのオリジナルを作り、その作ったキャラ達を使って、
尚かつ、ストーリーをオリジナルで書いてあるものです。
…要するに、ほら…ポ○モンで自分のオリジナルモンスターとか作って、
そのキャラを使った絵や漫画や小説などの創作をされてる方っているじゃないですか。
ああいうものです。

小説といいましても、台本書きに近いものです。
というか、セリフは全て台本書きで、擬音にもカギ括弧を使っていたりします。
避難所に投稿したら速攻で何かしらの叩きを喰らいそうなタイプですね。
まぁ、書かれたご本人のサイトが小説サイトではないので何とも言えませんが。

で、内容はちょっとだけSFチックなロボットバトルもの。
意志を持ったロボット(子供ぐらいのサイズ)が当たり前にいる世界で、
人間達は彼らを従えて、遊びでロボットバトルみたいなことを当たり前にしている訳です。
この辺はポ○モンとそっくりですよね。(というかそのままだ…)
でも、そういう世界にはロボットの強力な力を欲する悪い連中がいる訳で。
主人公達は当たり前の日常から、世界の運命を左右する戦いに巻き込まれていくという話。
…何というか、はっきり言ってしまうとベタな話ですよね。
でも、最後まで読み終わった漏れは素直に面白いと思いました。

文章表現の未熟な小説をなぜ面白いと思えたのか?
例えば、作品中に何度も出てくるバトルシーンの描写が細かいところ。
機械同士のバトルということで、生身の人間同士のバトルとはちょっと違いがありますよね。
そこを上手く利用した綺麗でわかりやすい描写が使われていました。
ただ、少し理屈っぽい説明が混じっていたのはいらなかったかもしれませんが。
あとは、作品自体が児童向け少年漫画のような感じだったのですが、
その「子供っぽさ」を生かした「熱さ」を加えてくれたところですかね。
主人公達がどこまでも真っ直ぐに突き進み、悩み、苦しみ、それでも自分の意志を貫き通す。
それらによって生み出される「熱さ」は凄く伝わってきました。
人間とロボットの友情とか因縁も良かったです、熱くて。
ロボットに自我があるって面白いなぁ。

そして最大のポイント。
ストーリー展開としてはベッタベタなこの作品。
実は最後、バッドエンドで終わります。
物語の最終局面で友人達を皆殺しにされて、一人生き残った主人公はラスボスと出会います。
彼は主人公が勝てば全てを元通りにする、その代わり負ければ世界を崩壊させると言いました。
そして主人公はラスボスとバトルをするのですが、負けてしまうのです。
ですが、最終話で世界は崩壊しませんでした。
逆に、いつもの日常が主人公達に返されました。
しかし戦いのことは主人公を除いて誰一人覚えてはいなかったのです。
今までのことは全て夢だったのか…それを裏付ける事実が、ただ一つ残っていました。
主人公が誰よりも大切に思っていた、彼の相棒のロボットだけが、彼の日常から消失したという事実が。
…………という終わり方なんです。

上記をバッドエンドと呼んでいいのか迷いましたが、あえてそう呼びました。
結果として世界は救われた訳ですから、ハッピーエンドでいいのかもしれません。
ですが、今までの長い日常や戦いの中で築き上げられてきた主人公と相棒ロボットの
絆を見てきた読者側としては、これはあまりにも悲劇的で衝撃的な終わり方です。
なので、漏れはどうしてもハッピーエンドと認めることが出来ませんでした。
主人公の最後のセリフ「…これで良かったのかな…」という寂しげな一言には胸が痛みましたよ。
ラスボスに負けた彼がどうやって日常を返して貰ったのかは最後まで謎のまま終わるのですが、
相棒ロボットがそのために犠牲になってしまった可能性が非常に高いだけに泣けてきます。
最後のバトルで理性が崩壊して主人公を殺しかけるという異常行動に出てしまった彼。
彼は最終的にラスボスに破壊されますが、それまでの流れがとても切なかったです。

例え文章表現が明らかに出来上がってなくても、良いアイデアを持っている人は
沢山いるんだなぁ、と改めて思い知らされた気分でした。
せっかくきらりと光るものを持っているのだから、もっと文章整えてみて欲しいな。
それが惜しくてならなかったりします。
持知 / その他 / CM(11) / TB(0)

−蒼−

ると氏の作品です。
氏の描かれていた漫画が元ネタですね。
文章の運び方などにまだ多少の違和感はありますが、それでも良いものを持っていると思います。

目に包帯を巻いた不思議な少女・しぃと、ギコのささやかな物語。
この作品で一番良いな、と思ったところは、しぃの瞳を見たギコによる美しい描写ですね。
それは彼女の瞳のことに関してもそうですし、恐怖を克服したしぃから言われた
「ありがとう」という言葉の重さと、暖かさがとても優しく伝わってきました。
もう少し二人に関して深く設定を練っておいたら、もっと良い作品になっていたと思います。
それだけ、キャラクターに関する心の動きや感情の描写が出来ますからね。

今後とも期待させて頂きたい作家さんです。
持知 / 練習板 / CM(0) / TB(0)

My Condolences to U

toto氏の作品です。
「葬儀屋」の愛称で親しまれる、AA作品「My Condolences to U」。
生と死に関する人間の価値観を描いた難しい作品を、氏は見事に小説化して下さいました。

AA作品だと視覚的な面でしか捉えられなかったことが、
文章にすることでもっと細かく詳しく、頭の中に入ってきますね。
特に葬儀屋は人間の中に眠るどす黒い何かが露骨に表面に出てきている作品なので、
それらを主人公の視点から文章で表現することはとても難しいと思います。
また、氏は生死葬部に置いてある謎の人形の細かい動きやそれに対するタカシの動揺など、
本編のストーリー筋とは直接的に関係のない小ネタ的なところの描写まで、丁寧に書き込んでいます。
文章の所々に見受けられる、テンポ良いリズムを持った文も見物ですね。

個人的に好きなのは、フィリアと一緒に受けた初めての依頼の話。
話の最後で、依頼者の脳を受け取った妻の行動を察したタカシの心情描写が良かったです。
あのシーンは元ネタだと主人公の視点で描かれていないので、また違った見方ができました。
持知 / 元ネタ有り連載板 / CM(0) / TB(0)

−Control Light 〜操りの光〜−

ヴァル氏の作品です。
当たり前の穏やかな日常が、一瞬で崩れ去る恐怖。
それをリアルに伝えてくれたのが、この作品でした。

いつものようにブラクラゲットに励む流石兄弟の兄者と、それを呆れ顔で眺める弟者。
しかし、黒いオーラに包まれた怪しげなURLをクリックした瞬間、画面から黒い光が溢れ出します。
咄嗟に目を瞑って光から逃れた弟者でしたが、光をもろに浴びた兄者は人格が変貌。
冷徹かつ残酷な性格となり、弟者を死ぬほど痛めつけ、FMVと共に姿を消してしまいました。
友人のギコのおかげで何とか一命を取り留めた弟者でしたが、
兄者が凶暴な人格になってしまったという事実を友人達に話すことを躊躇います。
ところが、友人達を傷つけたくないという彼の思いは上手く伝わらなくて…。
果たして、弟者は自分自身を苦しめる不安や恐怖を克服出来るのでしょうか?
そして、姿を消した兄者の行方は…?

タイトルから見るとファンタジーのような印象ですが、実際はとても現実味のある話です。
キャラの苦悩、葛藤、すれ違い、変えようのない現実への思いなどが、リアルに伝わってきますね。
弟者がとても優しくて儚くて、自分の中での彼の見方を変えてくれました。
邪悪そのものと化してしまった兄といつか相対した時、彼には強い存在であって欲しい。
主人公(ですよね?)である弟者の成長に期待を寄せずにはいられない作品ですね。
持知 / 連載板 / CM(0) / TB(0)

egg!

丘夜野 伊代氏の作品です。
ありえない世界の住民は、突然貴方の目の前に。
これはそんな、もしかしたらありえてしまうかもしれない話。

学校の近くにあるアイスクリーム屋の前で、懲りないナンパを繰り返す一人のモララー。
声をかけてもことごとく完全無視を決め込まれている彼に、ギコは人事ながら頭を抱えます。
ところが彼がナンパに失敗するのも当然でした。
本来、彼の姿は誰にも見えないはずなのですから。
彼…モラの正体は、不思議な力を宿した「卵」を運ぶ配達屋。
「見える者」としてモラに見初められたギコは、シィという異世界の少女を探してくれと頼まれます。
やがてギコはモラが使わしたジエン達に連れられ、シィと共に異世界へと向かうことに…。

様々な表現を使いこなしているにもかかわらず、わかりにくいところが一つもありません。
どうしたらこんなテンポの良い、わかりやすい小説が書けるんだろう。
キャラも個性的で、シィのロリコン発言など笑いを誘うシーンも勿論あります。
AA小説初心者の方は、氏の小説を参考にすると良いものが書けると思いますよ。
インスパイヤは勿論駄目ですが。
持知 / 連載板 / CM(0) / TB(0)

Seventh Signについて。

唐突ですが、自分の作品を自己分析というか、見直してみようと考えました。

今回は「Seventh Sign」、通称セブンス。
何を隠そう、漏れの長編処女作であり習作です。
モナ小説板をハケーンしてから、いずれは長編を投稿したいと考えていて、
その時にちょうどこの作品の元になるネタがあったのです。
それを基盤にして、セブンスを書き始めました。

何であんなダークファンタジアみたいな話になってしまっているかというと、
これは完全にワタクシの趣味であります。
スタマや醜いヒーローみたいな組織モノを書いてみたくてね。
刻印なんちゃらかんちゃらは、実は後から考えた設定です。
あと、オリキャラを使いたかったのもありました。
そのオリキャラがポジビリティであり、漏れの最も動かしやすいAAといえますね。

セブンスの醍醐味というと…あまりそういうことは意識して
書いてはいないんですが、刻印の力によるファンタジックな展開でしょうかね。
それは戦闘にしかり他にしかり。
あと、外伝として存在する「銀の街と黒の空」(シルクロ)とのクロスオーバーストーリーであることかな。
他の作品とリンクさせることを、一度やってみたかったのさ。

最後にタイトルの由来ですが。
これはもうそのままです。
「Seventh Sign」→「七番目の刻印」。
すなわち、主人公であるポジを表しています。
彼はなかなか目立つ機会の少ない主人公ですが、重要な鍵を握っておるのですよ。
持知 / 自作分析 / CM(0) / TB(0)

FFAA AfterStory

美怜氏の作品です。
この方も旧板の頃から連載をされている方でして、絶大な人気を誇っております。
NCに並び、フラ職人み〜や氏を代表する作品「FFAA」。
現在5作目まで発表されている有名Flashですが、この小説の舞台は
全ての鑑賞者が目を見張ったであろう、5作目のラストから始まります…。

大切な仲間・しぃを憎きナナシアに殺された上、自らも深手を負ってしまうギコ。
このまま命尽きようかと思っていた時、謎の声がギコを異世界へと導きます。
そこは死霊の山・「カコログ」…ナナシアが更なる力を求めて向かった場所。
おまけに彼を助けたのは、ナナシアの配下であるヤマザキとぼるじょあだったのです。
ナナシアに従うよう言われ、当然のように拒否するギコ。
そんな彼の態度に、二人は「大天使への反逆者」として始末にかかろうとしますが…?

続編が期待される「FFAA」の続きを、自ら創作した作品です。
元ネタが有名な作品だけに、モノによっては批判もされかねない
諸刃の剣ですが、氏はそんなこと微塵も感じさせない見事な作風で、
どんどん読者を引き込んで行っています。
特にナナシアが「名前を奪う」ことで力を得るという表現が、
「名無しの大天使」に相応しい解釈の仕方で驚き、納得しました。

また、元ネタでは登場していないヤマザキ、ぼるじょあ、タカラ、ぽろろが敵役で登場したり、
ガナーやフサが味方キャラとして登場したりと、創作作品らしいところもきちんとあります。
元ネタのイメージを崩さず、さらに自分らしさも追求していく。
氏の作品は、それがちゃんと出来ているんです。

ラストシーンは涙ものです。
「美怜流」のFFAAをとくとご覧あれ!
持知 / 元ネタ有り連載板 / CM(0) / TB(0)

南十字の交わる先で

th氏の作品です。
この方も旧板の時代から作品を投稿している古参派ですね。
文章内の描写がとても幅広く、尊敬する物書きさんの一人です。

元ネタ有りの長編ということで、元ネタはあります。
皆様ご存じ有名Flash「NIGHTMARE CITY」です。
ですが、登場するキャラの名前は全てFlash内の登場AAを元につけられた
オリジナルのものになっており、設定も大分異なっています。
だがそこが良い。

とにかく描写がすごいですね。
文章表現の幅の広いこと広いこと…。
ここまで詳しく書かれていると、物語の一連の流れが頭の中で
映画みたいに再生されている気になってきます。
あと、登場AAが多いため、本当は全てのAAの状況や心境などを
書く作業がかなり骨の折れることだと思うのですが、
氏はそれを 当たり前のようにやってのけてしまっている訳で。
いやー…やっぱり凄いな。

個人的にはエモナが好きで好きで堪らないです。
「深緑両刃」とか何ですかその素敵な異名!!
持ってる武器が深緑のダブルセイバーといい、無茶苦茶カコイイじゃないか!!
戦闘用起動システム名なんか「四重奏」だし!!
一人だけやけに表現が美しいよ!!
どこまで素敵なんだおまいさん。
持知 / 元ネタ有り連載板 / CM(0) / TB(0)

ふたりぶんの

瑠璃氏の作品です。
貴方は「二重人格」設定を持つAAが好きですか?
もし答えがYESなら、ぜひこの物語を読んでみて下さい。

主人公はごく普通のモララー。
ですが、彼の心の中には生まれつき「ウララー」という名のもう一つの人格が存在していました。
彼らは悪口を叩き合いながらも良い仲で、お互いに入れ替わる…
要するに身体の支配権を取りかえっこすることが出来ました。
しかし、「入れ替わり」をする時はいつもモララーは頭痛がし、一方のウララーはピンピンしていました。

ある雪の日、彼らは路地裏で捨て猫を拾います。
「でぃ」と名付けられたその猫は、モラ&ウラの二人には勿論、
友人のモナー、ギコ、しぃにも可愛がられました。
このまま幸せな毎日が過ぎていく。
誰もがそう信じていたのです。
あの日、モララーが倒れるまでは…。

漏れの好きな「二重人格もの」で、最初読んだ時は小躍りしましたね。
それだけではなく、序盤のマターリほのぼのしたふいんk(ry が何とも言えない暖かさで。
クライマックスの辺りが壮絶なシリアスだけに、もう一度最初から読むと涙を誘います。
難しいジャンルを綺麗にまとめた氏は素晴らしい。

A耳スキーの漏れとしては堪らないですな。
涙ボロボロ止まりませんですた。
持知 / 連載板 / CM(0) / TB(0)

Innocence 〜悪意無き〜

高瀬氏の作品です。
八頭身総合スレの好きな貴方。
この作品は、八総スキーさんには堪らないに違いありません。

様々なスレが混在して出来上がっている、2chの世界。
ある時、世界から全てのモナー族が消えてしまいます。
それも「モナー」の名を持つものだけが。
八頭身一家では、長男である八頭身モナーが消えたことで緊張が走っていました。
やがてモララー族までもが消え、八頭身モララーも消えてしまいます。

この状況を打開し、モナー、モララー達が消えた謎を掴むため、
八頭身と三頭身のギコ、しぃ、フーン、つー、ネーノ、ノーネの12人は
謎の存在「コネクター」「クリエイター」「ウォッチャー」の力を借りることに。
異世界に飛ばされ、様々なスレを彷徨うメンバー達。
そして、捕らえられたモナーやモララー達もそれぞれが思い思いの行動を始めていました…。

八頭身総合スレを基盤にしたストーリー展開は実に斬新ですね。
八総以外にも、他八・八ネノスレ・幻八総・ジャスティスマスター飼い
などの様々なスレが混在していて面白いです。
今度はどの種族が狙われるのか、ドキドキ感もあって目が離せません。
また、それぞれのスレで表現されているAA達の性格がとても上手く再現出来ていると思います。

幻八とジャスティスマスター飼い…読んでこようかな。
存在は知ってたけど読んだことなかったからさ。
持知 / 連載板 / CM(0) / TB(0)